虹色の歴史と大河ジャーナル編集長の虹子です。
今回は2023年大河「どうする家康」ロゴマークについてのお話です。
あのロゴは印象的ですね!どんな成り立ちなのか?デザイナーは誰なのか?
さっそく探っていきましょう。
どうする家康のロゴ:ハクション大魔王に似てる??
ハクション大魔王に似ているという噂のロゴ。
丸い形のロゴマークは大河では珍しいですよね。
過去の大河ドラマのロゴや高名な書家が筆で書いたもので縦書きが有名だと思います。
私が好きな大河ドラマの「信長」「真田丸」「おんな城主直虎」は縦書きでした。
横書きは昨年大人気となった「鎌倉殿の13人」を始めここ数年は「麒麟が来る」「いだてん」「青天を衝け」などがです。
同じ横書きでもフォントや「いだてん」のように足があるなど見るだけで楽しいものもあります。
NHKのどうする家康のホームページによるとロゴで遊べるようです。
SNSの発達に伴い、ここ最近は大河ドラマ放送中から終了後にかけて大河ドラマのキーワードがTwitterのトレンド入りしています。
視聴者の盛り上がりが大河ドラマのイベントに影響することもあり、NHKも工夫を凝らして努力をされていますね。
どうする家康のロゴデザインのデザイナーは誰?
「どうする家康」のタイトルロゴをデザインされた生みの親は誰?
答えはGOO CHOKI PAR(ぐー・ちょき・ぱー)さん。
浅葉球さん、飯高健人さん、石井怜さんの3人で構成されたグラフィックデザイナーユニット。
どなたがグーでチョキでパーかなのでしょうか?
実はちゃんと決まっているらしいです。
ホームページによると浅羽さんがグー、飯高さんがチョキ、パーが石井さんだそうです。
3人は学生時代からの友人で、自然に決まったそうです。
これまでにISSEY MIYAKE、NIKE、RedBullなどのグラフィックデザインや、東京パラリンピック2020のアイコニックポスターも手掛けておられるます。ホームページを見に行くと上記のデザインを見ることができます。
虹子編集長は思わず見入ってしまいました。
作り方は独特で分けて各人が担当するのではなく、3人で一つのビジュアルをグルグル回しながらそれぞれが手を入れて、足し引きしつつ、最終的なデザインを完成させるそうです。学生時代からの友人だからできるデザインなのかもしれませんね。
どうする家康のロゴ:コンセプトは?
独特な丸型のロゴのコンセプトが気になりますよね?
NHK大河ドラマ公式サイトによると
~ロゴの生みの親であるGOO CHOKI PARさん~
どうする、どうする。
家康の頭の中は、ぐるぐるぐる。
行ったり来たり、巡り巡って
気づけばまるっと天下統一。強くもあり弱くもある。
怒りもあり、優しさもある。
時代の激流の中で揺れ動く家康の人間味あふれる生きざま。
-中略-
円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた家康の人生の旅路を表現している。
~大河ドラマの制作統 磯智明 チーフ・プロデューサー~
徳川家の葵の御紋のようにも見え、家康の和を尊ぶ精神を表現しているような。家康が目指したのは四角四面でなく、多様な価値観を受け入れる丸い世の中でした。甲冑にロゴを重ねたイメージ画は、鎧に家康の刻印が押され、彼の不屈の生き様、不動の精神を示しているようにも見えます。
ここだけの話、ワタクシ虹子編集長はどうする家康のこのロゴを見たとき
「タイトルがロゴになっとるやん!!」と面喰っちゃいました。
でもこのコンセプトを知って、愛おしくなっちゃいました。
どうする家康のロゴ:評判は?嫌い?好き?
ネットの意見では賛否両論ですね
好意的なところでは「かっこいい」「かわいい」「おしゃれ」という意見がありますね。
しかし「大河ドラマにしては安っぽい」「軽すぎ」「文字が認識できない」など否定的な意見も多いようです。
あなたは今回のどうする家康のロゴについてどう思いますか?
ワタクシ虹子編集長としては当初面食らったもののの、印象的だなと思いました。
テーマ曲に合わせて文字が書き込まれて丸のロゴに出来上がる演出は、やはり目を引きます。
虹子編集長の嵐好きの叔母(70代)が「嵐のLIVEが始まるときみたい~。」と熱っぽく語ってくれました。
確かに嵐のLIVEを確認すると「今から始まる。ワクワクする!」と思わせる演出は似ているな~と感じました。
今回、国民的アイドル 嵐のメンバーである松本潤さんが主演される大河ドラマ。
今まで大河ドラマには縁遠かった嵐ファンの方々の心も掴む演出なのかもしれませんね。
「ロゴは視覚に訴えるためのものなので印象に残ればいい。話題に上がるだけで十分だよ」って誰かが言っていたのを思い出します。
ネットで賛否両論になるぐらいなので、話題性としては十分ではないでしょうか?
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