亀姫とはどんな人?黒幕か悪女?夫婦仲は?息子は?

「どうする家康」では賢く優しい姫として描かれた亀姫

兄の信康ほど有名ではない彼女

実は黒幕だの悪女だの言われているとかないとか

一体、どんな姫だったのでしょうか?

さっそく見てみましょう

亀姫とはどんな人?:父は?母は?夫は?兄弟は?息子は?

亀姫(かめひめ)は徳川家康と家康の正室である築山殿の娘です。
築山殿についてはこちら

兄弟としては
同母兄には信康がいます。
第2代徳川幕府の将軍である秀忠は腹違いの弟になります。

亀姫は奥三河の領主奥平信昌(おくだいらまさのぶ)に嫁ぎます。
奥平信昌との間に4人の男子と1人の女子を授かったとか。
この夫である奥平信昌の家臣に忠義者の鳥居強右衛門(とりいすねえもん)がいます。
奥平信昌と鳥居強右衛門との絆のお話はこちら

別名としては加納御前・加納の方、成徳院(せいとくいん)があります。

加納御前・加納の方という名前の由来は夫・信昌が美濃加納の10万石の領主になったから。
盛徳院については息子と夫を次々に亡くし、剃髪したときの名前です。
幼くして藩主となった孫たちの後見役となったそうです。
どうする家康で描かれたように聡明なお姫様だったのでしょうね

66歳の生涯だったそうです。

亀姫とはどんな人?黒幕&悪女説 

亀姫と言えば悪女や黒幕という説があります。
どうする家康では、岡崎体育さん演じる鳥居強右衛門も惚れるほど「優しくきれい」な賢い姫でしたが、どっちが本当なのでしょうか?

(亀姫悪女説 その1)

夫である奥平信昌(おくだいらのぶまさ)は元々は今川家に仕えていました。
しかし、桶狭間の戦いで織田信長に今川義元が討たれた後は、徳川家に加わります。


奥平家が治める奥三河は武田家と徳川家の領地の境目。
どちらの軍にとっても大事な場所。

武田軍が京を目指す西上作戦で奥三河に侵攻してくると、武田側に妻や弟などの人質を送って奥平家は武田側になります。
しかし西上作戦の途中で武田信玄が亡くなった後、再び徳川方に戻ってきました。

徳川方に戻ってくるときの徳川方の条件が、亀姫との結婚だったようです。
家康の娘を送るぐらいですから、奥平家の治める場所の重要さがよくわかります。
この作戦を思いついたのが信長さまということに、大河ドラマどうする家康ではなっていましたね。

しかし奥平信昌が亀姫との結婚のを約束に徳川方に戻る裏で、人質だった先妻や弟たちは武田勝頼に処刑されたそうです。

亀姫のせいじゃないけど、処刑された先妻や弟などに近い人たちには「亀姫が悪い!!」って思った人もいたかも???

 

亀姫とはどんな人?奥平信昌との夫婦仲は?側室はいた?

亀姫は嫉妬深かったようで、夫である奥平信昌は生涯側室をおくことがなかったそうです。

亀姫に嫉妬で殺された侍女12名の慰霊するための十二相神が、奥平信昌が後年治めた加納城近くにあるとか。
おー怖い!!

亀姫の母である築山殿も悪女と言われていますね。
悪女の娘はやはり悪女なのか?

そういえば築山殿も嫉妬深く、側室には特にお万にはつらく当たっていたという逸話が残っています。
お万についてはこちら
どうする家康では築山殿は積極的に側室を探していたりしたんですけどね。

まあ、旦那が自分以外の女と仲良くするのは嫌ですよね。
虹子編集長も旦那の浮気を知ったら、鬼のように怒り狂いいます!!!

ただ当時は子供が成人するのは少ない時代。
どうする家康でも家康の母 於代の方が言っていたように、家を守るためにも子供は多い方がいいとされていた時代。
正室の気持ちはどうあれ、側室を持つのは当たり前だったのでしょう。

そんな時代に側室を持たせず、侍女を12人も死に追いやっている伝説があるのでは悪女と言われてしまうのも当時は仕方がないのかな???

虹子編集長もこの時代では悪女とされてしまうのか・・・・・

亀姫とはどんな人?宇都宮釣り天井事件?吊り天井?

長篠城を守り抜いた奥平信昌は徳川家でも厚遇され、美濃加納 10万石の領主になります。
加納に夫である信昌と息子の忠政に亀姫は移り住んだそうです。

長男の奥平家昌(いえまさ)は10万石の下野宇都宮藩主となりますが、38歳の若さで急逝します。
その後夫の信昌も亡くなります。
夫と息子を次々亡くしたたため亀姫は出家し、「盛徳院」となりました。

長男信昌が若くして亡くなったため、孫の奥平忠昌(ただまさ)が下野宇都宮藩主を継ぐことになったため、亀姫は忠昌の後見役を務めるようになりました。

しかし忠昌が幼かったためか、下総古賀に転封されてしまいました。
10万石から3万石への減俸です。
奥平家の代わりに下野宇都宮の城主になったのが、家康の名参謀本多正信の息子正純でした。

本多正純が失脚するきっかけとなった釣り天井事件ですが、
「正純が城に釣り天井をしかけて、宇都宮城を訪れる予定の第二代徳川将軍秀忠を暗殺しようとしている」と亀姫が告げ口して、正純は失脚させられたという説があります。

亀姫は正純の陰謀で孫が失脚させられたと思ったのかもしれません。
正純が亀姫の婿の父を失脚させており、元々亀姫が恨んでいたという話もあります。

どうする家康のドラマの清楚で優しいイメージの亀姫とは全然違いますねえ・・・

 

まとめ:亀姫とは何をした人どんな人?黒幕か悪女?どうする家康大河ドラマ

亀姫は徳川家康と家康の正室である築山殿の娘で、徳川家にとっては重要な地を治める奥平信昌に嫁ぎました。

どうする家康では優しくきれいなお姫様で描かれていましたが、悪女伝説が残る姫でもあります。

もしかしたら最初は優しくきれいなお姫様ですが、母と兄を亡くす築山殿事件がきっかけで正確が変わり悪女になったのかも??

真相はどうだったのでしょうか?

 

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